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オーナーインタビュー
ミニストップひと筋32年
アルバイト、社員を経て辿りついたコンビニオーナーという生き方
森田オーナー ミニストップ 横浜戸塚下郷店
#インターン出身 #男性オーナー現在51歳の森田さんは、19歳の時にアルバイトスタッフとしてミニストップ人生をスタート。その後、フランチャイズオーナーのもとで社員として20年働いたのち、2014年に「インターン独立契約社員制度」を利用してミニストップのフランチャイズに加盟しました。そんな森田さんが独立・開業をするきっかけやミニストップだからこその魅力、やりがいについてお聞きしました。
- ミニストップひと筋32年とお聞きしていますが、ミニストップで働きはじめたきっかけを教えてください。
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現在51歳なんですが、浪人生時代の19歳のときにアルバイトを探していました。それ以前にファストフード店で深夜メンテナンスのアルバイトをしたことがあったので、深夜業務であることや掃除などの経験が活かせると思って働き始めました。
最初はアルバイトとして働いていたんですが、半年経ったくらいでオーナーから「社員として働いてみないか?」とお声がけいただいて。大学に行く前提で浪人をしていたんですが、進学するよりもミニストップで働くことのほうに魅力を感じたんです。
当時は24時間営業のお店なんてなかったので、お客さまから「24時間開いててすごいね!」「助かるよ!」「大変だけど頑張ってね!」などと言っていただけるのが嬉しくて。接客も好きなので、お客様とのそういったコミュニケーションにものめり込んでしまったんですよね。
それで、社員になってから3年後の23歳くらいの時に店長を任せてもらって、その店舗で7~8年、別の店舗で12年。合計20年くらいはそのオーナーのもとで店長として働いていました。
- 既存店独立制度でオーナーに
- ミニストップのオーナーとして独立するきっかけは何ですか?
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今から4年前くらいにオーナーが加齢を理由にオーナー業を退くということで、「このお店をどうしよう?」という話になって……。もともと独立する気はまったくなかったんですが、経験もあるし仕事にやりがいを感じていたので、「既存店独立制度」を利用してオーナーを引き継ぐことにしたんです。
ただ、妻は一般企業の正社員として働いているので、夫婦での加盟はできない。そこで、単身でも独立できる「インターン独立契約社員制度」を利用することにしたんです。コンビニ系フランチャイズは夫婦や親子、兄弟などの親族で加盟するのが一般的ですが、ミニストップの場合、「インターン独立契約社員制度」を利用すれば、単身でも開業できるんです。
- 従業員のひとりから「オーナー」になって変化はありましたか?
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気持ちの面で大きく変わりました。既存店を引き継いだということで業務自体はほかの従業員の助けもあって問題ありませんでしたが、「自分の店になったんだ……!」という愛着みたいなものが湧き始めました。良くも悪くもすべて自分に返ってくるなって。
でも、メリットは大きいと感じました。ずっと従業員として働いていたので、ミニストップの従業員として働くうえで抱くであろう「不安」や「悩み」みたいなものは分かってあげられるかな、と。たとえば、はじめてコンビニでアルバイトをする従業員だったら、接客をするうえで気をつけるべき点すらも分からない。そういった場合は、クレームが入る前に先まわりして教えてあげるようにしています。
- 予想を上回る大盛況
- こちらの「横浜戸塚下郷店」をオープンさせたきっかけは何ですか?
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その後、前オーナーから引き継いだ店舗を今度は本部に引き継いで、2018年の4月にこの「横浜戸塚下郷店」をオープンさせたんです。以前の店舗は昔からの店舗だったのと、1店舗に集中したかったので、ミニストップのフランチャイズ本部に「新しい店舗をやりたい!」とお願いしていたら、ここの店舗をご紹介いただくことができたので、晴れてオープンすることができました。
ここは、ロードサイドとはいえ住宅も多く建っているエリア。もともと駐車場ということもあり、夜になると真っ暗で……。立地としては多少不安な面もあったんですが、オープンしてみたらそんな不安はどこへやら(笑)。オープン初日~3日目まで日販100万円オーバーの大盛況ぶりでした。
- ほかのコンビニではなく、ミニストップのオーナーで良かったと思うのはどんな時ですか?
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ソフトクリームを作り続けて31年になりますが、ミニストップと言ったらやっぱりソフトクリームですよね。「お待たせしました!」とお渡しする時、みなさん笑顔で受け取ってくれるんですよ。
うちの店舗は土地柄なのか、ファミリーはもちろん三世帯でいらっしゃるお客様も多いんですが、コンビニで買い物をしてここまで笑顔になってもらえるってなかなかないじゃないですか。コンビニもいろいろありますが、ソフトクリームを提供しているのはミニストップだけ。そういった笑顔と出会えるので、ソフトクリームをやってて良かったなって感じますね。
- スタッフにとっても働きやすいお店作り
- 逆に、独立・開業をして大変だったことはありますか?
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お世辞でも嘘でもなく、金銭面を含めて大変だと思う時ってないんですよね。人材の確保が難しいと言われているこの時代ですが、人手不足に陥ることもありませんし、むしろ、スタッフが新しいアルバイトを連れてきてくれることもあるくらいなので、スタッフにとっても働きやすいお店を作れてるのかなって実感しています。
強いて言うなら、オープンした当初、あまりにも忙しくて22時からの勤務だったのに19時頃に「早く来てください!」って電話があったくらいですかね(笑)。
- コンビニオーナーとして気をつけている点はありますか?
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接客が好きなので、本来であればレジに立っていたいんですが、発注も含めて任せられる仕事はすべてスタッフにお任せし、私は経営のほうに力を入れていければと思っています。
そのためにも、スタッフの育成が現状の課題。「また来たい」と思っていただけるお店を作るには、接客にかかっていると感じているので、お客様の立場に立った接客をしてもらうように指導しています。
- 休むも休まないも自分次第
- コンビニオーナーは休めないと言われていますが、週にどれくらい休みを取れていますか?
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自分の裁量で休めるので、休みを取ろうと思えばいくらでも取れますよ。でも、4年前から丸一日の休みは取ってないかもしれませんね(笑)。寝る時間を削ってまでって感じではなく、普通に寝れているので、私にとってはそれが休みみたいなもの。家族からは「よくやるね……」って言われますが、接客はもちろん、スタッフと一緒に働いているのが楽しいんですよ。だから、今は休むよりも極力店舗にいたいですね。
- 今後の目標は?
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多店舗展開はもちろんですが、そのためにもまずは「横浜戸塚下郷店」の土台をしっかり作っていきたいですね。そして、スタッフたちも時間を切り売りするだけではなく、社会に出てからも役に立つような経験をたくさんしてもらえたら嬉しいですね。
- スタッフと共に成長したい